2024年度の惑星おすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2024年度の惑星成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月19日の時点で一番の2024年度の惑星おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.5 1 2024年度の惑星アニメランキング1位
チ。―地球の運動について―(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (80)
532人が棚に入れました
第26回手塚治虫文化賞のマンガ大賞ほか、数々の賞を席巻。 若き天才作家魚豊(うおと)が世に放つ、地動説を証明することに自らの信念と命を懸けた者たちの物語 15世紀のヨーロッパ某国。飛び級で大学への進学を認められた神童・ラファウ。 彼は周囲の期待に応え、当時最も重要とされていた神学を専攻すると宣言。 が、以前から熱心に打ち込んでいる天文への情熱は捨てられずにいた。 ある日、彼はフベルトという謎めいた学者と出会う。 異端思想に基づく禁忌に触れたため拷問を受け、投獄されていたというフベルト。 彼が研究していたのは、宇宙に関する衝撃的な「ある仮説」だった――。

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

3話までで名作。原作既読で飽きる気がします。酷評する前に撤退。

 3話まで見て 

 動きが求められる内容でもないので、原作既読勢にはアニメで見る意味が希薄です。したがって飽きて酷評するのも違う気がするのでここでやめておきます。

 この3話までの部分をしっかりと見ればこの作品の大きな部分は味わったことになると思います。そして、この3話までならかなりの名作だと思います。

 知的好奇心と科学への情熱、知識を後世に残そうとする意志と引き継いだ人の責任。知識は過去からの蓄積である。人の本質は性善説でも性悪説でもなく、単に知りたいと言う欲求ですよね。その知りたいという気持ちはときに命よりも上になります。そしてすごいのが、自分が死ぬことで真実を知ることができなくても、自分が知識の蓄積と伝承に寄与することで、後世の人がきっと真実を解き明かしてくれるだろうという気持ちですよね。その「科学とは何か」「科学する心」を十分に見せてくれています。

 そして宗教弾圧。血の歴史ですよね。C教そのものではなくC教の教会組織がなぜ歪んだのか。C教のせいで1000年科学が遅れたという考えもあります。人の認知と真実の差ですよね。そして、権力構造と既得権益、保守的な精神。そういうところを描いています。

 そういうところを描くのに8巻かける必要があったのか。この1巻(3話)まで…あるいはもう1つ、時代が離れたところの1エピソード描くので十分というか、もっと焦点が絞れた作品になったのではないか。その疑問が付きまとう作品でした。


追記 地動説弾圧がフィクションであるというネット上の言説について。

 これはある意味では正しいです。本作の設定の1400年代つまり15世紀のコペルニクス以前には科学に対する宗教からの火刑にいたるような弾圧はほとんどなかったそうです。ただし、コペルニクスが自分の身の安全のために死の間際まで地動説を発表できなかったことは記憶しておく必要があります。つまり歴史つまり記録になっていない何かはあった可能性が示唆されます。

 それに、16世紀から17世紀には異端審問とか魔女狩りの猛威があったのは事実です。つまり拷問という手段は宗教的な動機から発展したのは本当の話です。そして、科学に対してだけではないですが、原理主義的なC教の一つがいろいろやったそうです。宗教の話なので固有名詞はだしませんけど。それが収まるのがニュートンの登場あたりです。実際に地動説で火あぶりになったジョルダーノ=ブルーノなどがいます。

 そして何より、宗教の影響によって科学が1000年から2000年遅れたという事実があります。今もなお科学を否定する強い宗教的な情熱を持った人は大勢います。それをカリカチュアライズしたものとして、本作は事実・史実ではないけど科学と宗教の関係において真実を含む、という点は忘れてはいけないでしょう。





以下 1、2話視聴時のレビューです。

「知」の探究と後世にどうやって伝わっていったかの話です。知性とは何かの話です。そしてそれは宗教による弾圧の「血」の話です。地球は宇宙の中心ではない。「地」動説を追い求める人々の歴史です。原作は怪作であり快作です。ただ、傑作、名作というには少々エンタメ性が不足していました。
 途中から面白くはないです。語弊があるかもしれませんが、同じような展開が続きます。毎週読む連載なら良かったかもしれません。

 アニメ1話と2話。拷問と宇宙の描写で引き込まれるでしょう。真実を追い求める人々の苦難に感動があるかもしれません。C教の暗い歴史を正面から描いたことは素晴らしいです。ただ、それがずっと続きます。

 エピソードにバリエーションはあります。知識の説明もあります。女性の問題も出てきます。ただ、天文の歴史とか宗教弾圧に興味があるか、あるいはリョナ趣味じゃないとおそらく見続けるのが苦痛になると思います。それは血なまぐさいということではなく飽きると思います。

 1巻を読んだときは衝撃でしたが、読み方の調整ができるコミックスでさえそうでした。私は最後を見届けたいし、コペルニクスがカタルシスになるのかなと思い読みましたが、まあ、結末は言わないとしても、とにかく8巻読むのはつらかったです。3巻以降は1週間ちかくかけて読んだと思います。

 で、本作を2話まで見ましたが、これで1巻が終わっていません。1巻読むのに15分~20分くらいだと思います。アニメで今40分使いました。ただでさえかったるい話です。それを考えると、私は2話で1巻を終わらせて、あとは駆け足でもいいと思います。全10話でもいいくらいでしょう。

 なので、見るとは思いますが、途中であきる懸念はあります。

 そうそう、アメリカ人の約半数は地球が丸いということに疑いを持っているという話があります。我々が思っている以上に信仰心がある国でもあります。放映するのかなあ?

投稿 : 2025/02/15
♥ : 10
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

知の探究者たち

マッドハウス制作。

天文への情熱を捨てられずにいた神童ラファウ、
彼はフベルトという謎めいた学者に出会う。
彼が研究していたのは衝撃的なある仮説だった。

ラファウの信条は合理的に生きること、
合理的な選択をすればこの世は快適に過ごせる。

フベルトとの出会いが彼を変えていく。

こうして歴史に名を残さずとも、
情熱的に真理を追い求めた人たちがいる。
彼らはどんな苦難にも決して折れず、
世界を想像し、知を探究したものたちである。

{netabare}著名な天文学者はまだいない。
地球を動かすための知識も乏しく、
学術的根拠にはまだ遠いのかも知れない。{/netabare}

これは意志と継承の物語なのでしょう。

14話視聴追記、感銘。
世界はありのままで美しい。
{netabare}死刑宣告を受けたバデーニとオクジーは、
ある策に希望を託す、
それは後世に感動を伝えることである。
感動こそが学術的成果を復元させ、
地動説に新しい命を与える。{/netabare}

人の叡智はこうして結ばれる。
とても印象深い作品になりそうです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 27

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

いやー傑作だなぁ(ここまでは)<80>

14話まで視聴。
とりあえずここまでは傑作。
この次の章からアレなのよねん。アニメでうまいこと見せてなんとかなーれー。
あと、見づらいほど暗い画面から星空ってのを乱発気味なのがちょっとマイナスかなぁ。

史実じゃないのは承知してみてね<60>
2話まで視聴。
美味しいとこをアニメ化した序盤はさすがにいいやね。
原作が始まった時は、世界を定義しなおず綺麗な知的興奮と拷問の対比がよく効いててとんでもない傑作が出たもんだと思ったもんですが、中盤から終盤に向かってはまあドンマイ、という作品。
アニメ化で構成とか整理されて傑作になるといいですね。

ちなみに作者は「ひゃくえむ」も序盤はいいけど中盤がタルめ、スタートダッシュ型なんやろか。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

64.4 2 2024年度の惑星アニメランキング2位
ドラゴンボールDAIMA(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (37)
130人が棚に入れました
悟空たちの新たな冒険が幕を開ける!突如として子供の姿に戻ってしまった悟空とその仲間たち。彼らは元の姿を取り戻すため、謎に満ちた「禁断の世界」への旅に出る。
その世界で彼らを待ち受けるのは、強大な敵と予想もしない試練。しかし、悟空たちの闘志は健在!小さな体で、しかし大きな勇気と友情で、彼らは困難に立ち向かう。
新たなキャラクターとの出会い、懐かしい顔ぶれとの再会。そして、ドラゴンボールの世界がこれまで明かさなかった秘密が次々と明らかに!『ドラゴンボール』シリーズ40周年を記念する、笑いあり、感動あり、そしてハラハラドキドキの大冒険が今、始まる!

lostmemory さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

自分は何を求めていたのだろうか?

※追記の追記 
実は2024年の4月頃にこの作品は既に全話完成していて
全20話で納品済み。という情報が流れていた。が、当時
は噂程度で聞き流してた。が、公式が全20話なのを発表
したので噂が確定に変わった。途中で結構前に亡くなった
声優さんが何人か出てた時点で噂の信憑度は上がっていたし。
加えて作品の企画自体は2018年からスタートしてたらしい。
なんでも映画のスーパーヒーロー(2022)と並行して進行
してたとか。当然当時鳥山明はまだ生きていたので
関わったTVシリーズとしてはこれが遺作と思われる。
鳥山明としてはずっと謎だった魔界という世界を今作
で描きたかったのだろうか?

※追記 
粘ってみたが残念ながら自分には面白い作品とは
思えないしこれからも面白くなりそうにないので
ここで離脱させてもらいます


正直今のところ面白いとは言えない。
加えて、自分が見たかったドラゴンボール
の新作とは一体何だったのか?自問自答している。
スーパーみたいなひたすら強いやつと戦うやつか?
でもそのパターンはもう見飽きた感じはあるし、
強さもこれ以上の進化は無理があるだろう。
かといってこんな冒険が見たかったかというと…
その答えを探すためにもう少し付き合おうと思う。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2
ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

正直、見る目変わった

GTのドラゴンボール集め編を彷彿とさせる冗長ぶり、ギャグもつまらなくて滑ってる。戦闘シーンもグロリオはそこそこいいし、悟空の戦闘シーンも思ったよりはよく出来てるけど弱体化アピールが露骨すぎて萎える。

声優変更に関しても変更自体は文句ないが変更先がどうしても演技が見劣りするのは仕方ないにしても許容できないのがベジータとピッコロの声。ミニベジータとミニピッコロの声質が無駄に似通っているし、ミニベジータ役の演技は特に酷い。

ストーリーはこの後面白くなる予兆はあるのか知らんが、この体たらくで大丈夫なのか?

12話まで見たが思いのほか盛り上がってきて先がどんどん楽しみになってきた。{netabare} 魔人クウやドゥーの出現、ベジータの超サイヤ人3覚醒 {/netabare}など見どころが増えてきて、2クール目以降も楽しみになってきてる。ただベジータに関しては、堀川さんのお声で聞きたかったなぁ

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

おかゆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

実はそんなに「冒険」をドラゴンボールに望んでいないのかもしれない

1話の導入の時点で早送りしたくなるほど微妙だった
それ以降も惰性でみてるけどやっぱり全然面白くない
悪い意味で子供向けになったと思う、深夜帯なのに。

よくドラゴンボールGTは最初の方の宇宙を冒険しているところが面白い
なんていう評価を目にするけど
DAIMAをみて冷静に考えてみたら、自分はGTリアル世代だが
冒険なんかいいから早く超サイヤ人3で戦わないかな、ってぼやいてたのを思い出した

初代の冒険は初代だから面白いのであって
キャラが飽和してる今やってもあんまりお面白くないね。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

計測不能 3 2024年度の惑星アニメランキング3位
ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略(アニメ映画)

2024年7月19日
★★★★☆ 3.9 (5)
19人が棚に入れました
西暦2207年。ガミラス本星とイスカンダル星が消滅した事件から二年後。突如、太陽系に謎の巨大物体“グランドリバース”が出現する。地球防衛軍の善戦虚しく、幾重もの防衛網を易々と突破したグランドリバースは、悠然と地球の新首都へと降下。音も無く出現する降下兵の群れや上陸する多脚戦車により、瞬く間に首都は制圧されてゆく。もはや地球には抗う術はないのか……。そのとき、旧ヤマト艦隊クルーに“ヤマトへ集結せよ”と極秘指令が下る。人類の命運を賭け、未踏の時空へと宇宙戦艦ヤマトの航海が始まる。
ページの先頭へ